◯◯不安の拭い方◯◯ 医療に従事する人が抱える不安を解消したい!

医療従事者としての不安を解消する方法

介護職やなんらかのパート採用として、病院などで働く医療従事者は多くいる。病院で働くために持つ知識は、少し特殊な場合がある。医療現場で働く事がはじめての方は、なるべく不安を抱いたり苦労をしないように研修やOJTを通じてある程度知識をつけておくことが大切だ。

医療従事者が最低でもつけておくべき知識は、清潔についてと、緊急時の対応についてと言える。清潔とは、手洗いと手の消毒の方法はもちろん、掃除方法や、清拭やオムツ交換など身体介助などにも通じる。また、オムツや使用済み注射器などの不潔なものと、一般の紙ゴミを捨てる場所が異なることもポイントとなる。清潔な状態と不潔な状態をはっきりと分け、知っておかないと、感染などの原因となるため、しっかり覚えることが望ましい。

また、緊急時の対応については、例えば急変があったり、倒れている患者さんを見つけたりした時などに、部屋ごとのナースコールの位置や、ナースステーションの位置関係を確認しておき、すぐさま専門職につなげることができるようにしておくことが大切である。人手が足りない時のために、病院全体に通じる緊急コールのかけかたなども学んでおくと良い。日頃から緊急時の訓練に参加しておくことも良いだろう。

医療の現場ではさまざまな知識が必要と思われがちだが、この二点だけをおさえておくことで少しは不安や苦労も解消されるだろう。医療従事者として就業する時は、まずその現場での清潔のやり方、緊急時のやり方を確認しておくことがおすすめだ。